26枚の名画に学ぶ「マインドフルネス」 Vol.1
マインドフルネスの学びで最も大切なことは、実践です。知識は、実践を活かすこともあれば、実践の邪魔になることもあります。本コンテンツでは、知識を知性に変換できるよう、実践を交えながら多面的なアプローチを試みます。
- 「はじめてのマインドフルネス 26枚の名画に学ぶ幸せになる方法」を丁寧に音読します。
- 各回1つの絵画作品を鑑賞し、様々な角度からマインドフルネスについての学びを深めます。
予習の必要はありません。セッションの準備はせず、直感的に進めて参ります。本書のタイトルの通り、はじめてマインドフルネスに触れる方はもちろん、心の旅の途中の方もぜひお立ち寄りください。月に1回ぐらいのペースで開催します。
(対話の仲間を若干名募集)
Youtube配信のコンテンツですが、参加者がいればzoomで対話をしながら進めます。参加希望者は、info@mindfulness-project.jpまでご連絡ください。
Vol.1では、序章を読みます。 レンブラント・ファン・レインの「哲学者の瞑想」を鑑賞して、「立ちどまる」のテーマについて学びを深めます。本書では、フランスで人気の精神科医が、モネ、ブリューゲル、マグリットなどの絵画を読みときながら、マインドフルネスのエッセンスと実践法を平易に紹介しています。次回以降のテーマは以下の通りです。
第1部 心の動きを意識する
第1章 〈今〉を意識する「かささぎ」クロード・モネ
第2章 呼吸を意識する 「京都のこいのぼり」ルイ・デュムラン
第3章 身体を意識する 「ピエロ」ジャン=アントワーヌ・ヴァトー
第4章 音を意識する 「田園を走る汽車」クロード・モネ
第5章 思考を観察する 「反映」ピーター・ドイグ
第6章 感情の居場所をつくる 「憂鬱」ルーカス・クラナッハ
第7章 注意を広げる 「いかさま師」ヒエロニムス・ボス
第8章 立ちどまって〈今〉を感じる 「悔悛するマグダラのマリア」ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
第2部 日常生活での気づき 心の目を開く
第9章 日常の風景に目を向ける 「ガソリンスタンド」エドワード・ホッパー
第10章 物の奥につながりを見る 「水の入ったコップと水差し」ジャン・シメオン・シャルダン
第11章 大切なことを守る 「作品番号217、尺度と角度、色調と色相のある、つややかでリズミカルな背景のフェリックス・フェネオンの肖像」ポール・シニャック
第12章 集中する 「床に鉋をかける人々」ギュスターヴ・カイユボット
第13章 知を磨く 「トマス・モアの肖像」ハンス・ホル・バイン
第14章 ありのままを受け入れる 「受胎告知のマリア」アントネッロ・ダ・メッシーナ
第3部 嵐をくぐり抜ける 苦しみとマインドフルネス
第15章 苦しみから解放される 「窓から外を眺める老人」サミュエル・ファン・ホーホストラーテン
第16章 手放す 「希望」ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ
第17章 喪失感と向きあう 「イカロスの墜落」伝ピーテル・ブリューゲル(父)
第18章 傷ついていても前に進む 「クリスティーナの世界」アンドリュー・ワイエス
第19章 理不尽な体験を受け入れる 「キリストの嘲笑」フラ・アンジェリコ
第20章 幸せは目の前にある 「ヴェニスの入り江」ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
第4部 さらなる高みへ マインドフルネスで心を鍛える
第21章 心を鍛える 「書斎の聖ヒエロニムス」アントネッロ・ダ・メッシーナ
第22章 しなやかな心をつくる 「雲海の上の旅人」カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ
第23章 愛する 「幼子イエスを抱くシメオン」レンブラント・ファン・レイン
第24章 世界とひとつになる 「快楽原則」ルネ・マグリット
終章 飛びたつ 「ハールレムの眺め」ヤーコプ・ファン・ロイスダール
(著者)クリストフ・アンドレ:パリのサン・タンヌ病院に勤務。フランスで人気の精神科医で、本書は12か国で翻訳され、フランスで32万部のベストセラーになっている。著書に『自己評価の心理学』、『他人がこわい』(以上、共著)、『自己評価メソッド』(すべて紀伊國屋書店)など。
(翻訳者)坂田雪子、繁松緑
【ガイド】伊藤穣
神奈川県秦野市在住。森の中でマインドフルネスに出会う。自然に触れる暮らしが、自分を自然にしてくれることを実感する。恵みに囲まれていることに感謝し今日を丁寧に生きる。関わる人と今を感じられる瞬間が何よりの喜び。
【主催】マインドフルネスプロジェクト( https://mindfulness-project.jp )
「心でつながる社会」というビジョンを掲げ、科学的に有効性が確認されているマインドフルネスやエモーショナル・インテリジェンス(EI)のオリジナル研修プログラムを提供している。レジリエンスやリーダーシップ、心理的安全性やエンゲージメントなどの組織開発、人材育成をテーマに企業向け、個人向けに幅広く展開。