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研修プログラム

基本・人材開発・組織開発・メンタルヘルス

人材開発・組織開発研修

リーダーシップ・プログラム:SIY

サーチ・インサイド・ユアセルフ(SIY)

SIYは、2007年にGoogle社で誕生以来、マイクロソフト、Facebook、SAPなど一流企業がリーダーシッププログラムとして社内導入し、その内容は高く評価されています。2021年現在、50カ国以上で10万人以上の人が受講しています。Google 社が、神経科学者、心理学者、瞑想家、禅師、ビジネスの専門家チームと共に開発し、有効性が検証されたリーダーシッププログラムです。「エモーショナル・インテリジェンス(EI、感情的知性)」を磨くための技術や理論を学び、「神経科学」で有効性が確認されている「マインドフルネス」の実践や演習を体験することで、ビジネスを成功に導くための心のスキルが向上します。マインドフルネスプロジェクトは、SIYLI(SIYの正式認定機関)より講師認定を受けているためオフィシャルプログラムをご提供できます。

目的

リーダーシップを発揮する人材を開発する。
  • オーセンティックなリーダーシップを発揮する人材を育成する
  • セルフマネジメントができる主体性のある自律的な人材を育成する
  • 効果的なコミュニケーションでポジティブな人間関係を築き組織を活性化する
  • 集中力と仕事のパフォーマンスを高め生産性を向上する
  • 創造的でイノベーションを起こす組織風土を醸成する
  • 困難な状況をうまく乗り越えられるレジリエンスの高い人材を育成する
  • ストレスマネジメントや健康経営の一環として取り組む
  • 組織の幸福感や社員の健康意識を高める

効果

セルフマネジメントができるようになり、リーダーシップを発揮することができるようになる。メンタルヘルスにも効果があり、心身の健康を保つことができる。

リーダーシップ:不確実な将来を見通す洞察力を磨き利害調整や困難な会話への対応力が高まり、自分らしいリーダーシップスタイルを確立できるようになる

セルフマネジメント:自分の感情や思考に振り回されることなく、チームのビジョン実現のために自分自身を巧みにナビゲートしミッションを遂行できるようになる

コミュニケーション:共感力が向上することで、優しさや思いやりを込めたコミュニケーションが可能となりポジティブな人間関係を築くことができるようになる

レジリエンス:説明スタイルを確立し楽観性を培い、逆境や挫折ををうまく乗り越えることができるようになる

集中力:優先順位付けが上手になり、ゆったりと広い視野を保つ自然体の集中で、仕事のパフォーマンスが高まる

自律性:組織のビジョンと自分の価値観や情熱、将来ビジョンを結びつけ、内発的動機を高め、創造力を発揮して自律的に行動するようになる

ストレスマネジメント:心と体の関係を学び、自分自身でストレスケアができるようになり心身の健康を維持して幸福感が高まる

構成要素

〜マインドフルネス〜

  • 神経科学・脳の仕組み
  • 注意力・メタ注意力
  • 集中と観察のワーク
  • マインドフルリスニング

 

〜モチベーション〜

  • 価値観の発見
  • 将来ビジョンを描くワーク
  • レジリエンスを育むワーク
  • 説明スタイルと楽観性

 

〜自己認識〜

  • 強み・弱み・資質の発見
  • 感情と意思決定の関係
  • 心と体のつながり
  • ボディスキャン

 

〜共感〜

  • 心理的安全性
  • 共感の神経モデル
  • 共感のリスニング
  • つながりを築くワーク

 

〜自己管理〜

  • 感情統制の神経モデル
  • アンガーマネジメント
  • リフレーミングと受容
  • セルフコンパッション

 

〜リーダーシップ〜

  • EIとリーダーシップ
  • 困難な会話の対応
  • コンパッションを育むワーク
  • コミットメント

内容

SIYは参加者自らが様々な気づきを得られるようデザインされた、実践体感型プログラムです。自らの心と体を使って実践する豊富なワークや演習が用意されています。全体の内容のうち、1/3が理論編、2/3が実践編で構成されています。エモーショナル・インテリジェンス(EI)向上のためのマインドフルネスの実践、テーマに応じたジャーナリング、ペアワーク・グループワークの対話、気づきのシェアリングなど完全参加型のインタラクティブなプログラムとなっております。

理論編:最新の神経科学の研究成果に基づいたマインドフルネスや感情の仕組み、EI理論について学びます。

神経科学:心のトレーニングであるマインドフルネスの実践は脳の機能と構造を変えていくことが科学的に明らかにされています。(詳細)

マインドフルネス:心、体、周囲で「今」起こっていることに「気づいている」ことです。好奇心と優しさを持って自分の思考や感情、体の感覚に気づいて、EIの基盤となる自己認識を深めます。(詳細)

EI:自分自身や他者の心の動きに気づき、理解し、その情報を使って好ましい行動へと自分自身をナビゲートしたり友好な人間関係を構築したりする心のスキルのことです。(詳細)

EIの構成要素:自己認識、自己管理、モチベーション、社会認識、人間関係調整

自己認識:EIの基盤であり、自分の内面の状態、好み、資質、直感を知ること

自己管理:自分の内面の状態、衝動、資源を管理し、衝動を選択に変えること

モチベーション:価値観に基づいた内発的動機づけであり、自らを元気づけること

社会認識(共感):相手を理解し、心の波長を合わせること

人間関係調整(リーダーシップ):EIのスキルを総動員し、対人能力を発揮し豊かな人間関係を築くこと

実践編:マインドフルネスの実践や豊富なワーク、演習を通じて、EIを磨きます。

マインドフルネスの実践:注意力、集中力、観察力、共感力向上のための瞑想やジャーナリング、ヴィジュアライゼーション

シェアリング:洞察を深めるペアワークやグループワークの対話

自己認識: 自分の感情や資質に気づくマインドフルネスの実践とジャーナリング

自己管理: 感情マネジメントのためのラベリングとヴィジュアライゼーション

モチベーション: 価値観に基づいた将来ビジョン設計のジャーナリング、失敗や挫折を乗り越えるレジリエンスを育むワーク

社会認識(共感): コミュニケーション向上、信頼関係構築のための共感のワーク

人間関係調整(リーダーシップ): 利害調整や困難な会話への対応力を高める演習と思いやりのワーク

フォローアップ:コアプログラムの受講後、学んだことを新しい習慣として定着させるためのサポートとして、28日間毎日練習できる資料や動画を提供いたします。

 

アンケート結果

SIY参加者による受講前後を比較したアンケート結果です。この調査では、集中力、ストレスマネジメント、感情マネジメント、レジリエンス、コンパッション、共感力、問題解決能力、衝突回避能力において効果が現れていることが分かります。20カ国、6142名の参加者によるアンケート結果です。

〜パフォーマンス〜
〜セルフマネジメント〜
〜コミュニケーション〜
〜リーダーシップ〜

SAP社導入効果

集中力、働きがい、幸福感、創造性、チームワークなどが向上

SIYを採用している大手企業SAPでは数千人が受講しており、集中力、働き甲斐、幸福感、創造性、チームワークなどが向上し、ストレス反応が減少する結果となっています。これらのポジティブな結果は、生産性や創造性が高まることで収益性の改善につながります。また、従業員の内発的動機が高まり離職率が低下し人材採用、育成に関わるコスト低減にもつながります。

こんな企業にオススメ

  • リーダーシップを発揮できる人材を増やしたい
  • セルフマネジメントできる人材を育成したい
  • マインドフルなリーダーやマネージャーを育成したい
  • 主体性のある自律的な社員を育成したい
  • コミュニケーションを良くして風通しの良い組織にしたい
  • エンゲージメントを高めたい
  • 心理的安全性を構築したい
  • リーダーの問題解決能力、衝突回避能力を高めたい
  • 創造性、革新性のある人材を育成したい
  • 組織を活性化したい
  • 健康経営に取り組みたい

 

受講者感想

“私はリーダーシップ開発のカリキュラムとしてどのプログラムよりもSIYを強くお勧めします。SIYの内容とケーススタディはビジネス向けにふさわしく仕事で応用できるものです。私たちは、すぐに職場に取り込み自分の仕事に生かすことができました。”

“受講後、現在起こっていることにより気づくことができるようになりました。呼吸が作り出す隙間がいかに集中力と人の話を聞くことに有効であるかを知ることができました。”

“私をSIYに導いたものは私自身の燃え尽きでした。10年前、私は瞑想には見向きもせず、会社を経営していて本当に無理をしていました。睡眠不足で心身の健康を害しておりました。たった2日間のSIYのプログラムで最も衝撃だったことは、私の人生と仕事の状況にまさに必要な内容だったことです。マインドフルネスとEIの智恵は広く深く、SIYはそれらを仕事や日常生活で有効活用できるようような内容になっており、そのために効果的にふさわしい演習を提供しています。”

“私は数年以上、アスリートをコーチしてきました。長期的に見てアスリートの実力に差をつけるものは、集中力とリラックス能力、限界を広げる力、間違いを認めること、素早く学び、新しい技術に心を開くことなどがあります。SIYが提供するマインドフルネスの実践法や内省的な演習はアスリートのポテンシャルを引き出すのに有効だと思います。”

“私はダイバーシティとインクルージョンの活動に賛同する者として、いかにして人々が分断の原因となる無意識下の偏見(アンコンシャス・バイアス)を持っていることに気付けるか、いかにしてその偏見を取り除くことができるかを問い続けてきました。私は、SIYのプログラムの中にその答えを見出しました。”

SIY導入企業一例

国際連合

2019年5月17日にSIYが国連本部で紹介されました。SIYLIのCEOリッチ・フェルナンデス博士は、マインドフルネスとエモーショナルインテリジェンスが、SGDs(※)を達成するための具体的な方法として、SIYの内容や効果、採用事例などについて報告しました。

コラムSIYJourneyを合わせてお楽しみください。

SIY Journey Vol.1 サーチ・インサイド・ユアセルフ

SIY Journey Vol.1 サーチ・インサイド・ユアセルフ