マインドフルネスプロジェクトは、2020年6月26日に、「ストレスマネジメント」をテーマにしたオンラインセミナーをResilience Withinと共催します。

テーマ

ネガティブな思考を手放し、自分への優しさを育む

内容

本ウェビナーでは、マインドフルネスを活用したストレス対処方法を学べます。SIY認定講師であり、マインドフルネスの国際組織「Resilience Within」のメンバーである飯塚えみ氏と伊藤穣氏、両氏によるファシリテーションです。

(理論)
思考と現実
マインドフルネスの定義と効果
感情と体
セルフコンパッション

(実践)
ボディスキャン 
三呼吸
セルフコンパッション
受容

ファシリテーター 

SIY 認定講師 伊藤穣(マインドフルネスプロジェクト代表)

・サーチ・インサイド・ユアセルフ国際認定講師(SIY, USA)
・米国NTI認定ホリスティック栄養コンサルタント


10年以上実践している自然の中の瞑想経験をベースに、「自らの価値を知る」をコンセプトに、企業、アスリート、医療従事者向けにSIYやマインドフルネスを届ける。「選択」をキーワードに「今ここ」を伝える。生きるプロセスを楽しみ、自分の変化を味わい、日常に感謝し、今を生きる。


SIY 認定講師 飯塚えみ

・マインドフルネス瞑想講師
・サーチ・インサイド・ユアセルフ国際認定講師(SIY, USA)


香港に4年、オーストラリアに15年住み、マインドフルネス瞑想を伝え始めて4年目、現在は舞3ヶ月事に来日、1時間半から15時間までの、マインドフルネスクラス、講師養成講座を開催。マインドフルネスをベースにした、安全で信頼のある暖かいコミニティ作りを心に、オンラインの瞑想会、マインドフルネスサンガを運営。利益の一部を世界の必要な人々へ寄付している。

お申し込み

Peatixイベントページよりお申し込みください。

日立サンディーバ

2020年1月9日(木)にマインドフルネスプロジェクト は、日立サンディーバ向けにマインドフルネス研修「Project ; WIN」を開催しました。日立サンディーバは、日立製作所の女子ソフトボールチームです。現在の監督は2008年北京五輪で日本代表を金メダルに導いた齋藤春香監督です。現役選手の中にもオリンピック候補選手が何名か含まれ、オリンピックでの活躍が期待されています。

齋藤春香監督


ソフトボールは、守備、打撃、走塁と試合中にオンとオフの時間が度々切り替わり、選手たちの試合中のメンタルコントロールが勝敗に大きく影響します。トップアスリートの彼女たちにも心と体があり、グラウンドの内外での出来事をどのように受け止めていくかという視点でマインドフルネスをお伝えしました。

日立サンディーバの選手たち


スポーツにおいてゲーム中のメンタルがパフォーマンスに影響を与えること、フィジカルを鍛えるようにメンタルを鍛えることの大切さが指導者の間でも段々と認識され始めています。トップアスリートであればむしろ勝敗を分けるものがこのメンタルであるという指導者やアスリートは多く、様々な研究においてもその必要性が確認されています。チームを強化する施策としてマインドフルネスを導入し、メンタルの重要性を理解した監督、コーチ陣を擁する日立サンディーバは最先端のチーム作りを目指していると言えるでしょう。

アスリート向けマインドフルネス

マインドフルネスをスポーツに導入した先駆け的存在として、NBAで指揮を執ったフィルジャクソン監督がいます。フィルジャクソンは、NBAでシカゴブルズとLAレイカーズを率いて合計11回NBAでチームを優勝に導いている名将です。


彼は著書イレブンリングスの中で、「勝利にこだわるのは敗者のゲームである」と述べています。「勝利の真髄は、勝つために考え得る最高の状態を作り上げ、結果はあるがままに任せる」とも述べています。この最高の状態を作っていくために彼はマインドフルネスをチームに導入しました。


Project ; WIN

目的と手段

WINは、What’s Important Now?の頭文字を並べた略語です。「WIN=今大切なことは何か?」このことを考えられるプレイヤーが多ければ多いほどチームが勝てる確率は高まっていくとフィルジャクソンは考えてチーム作りをしていました。マイケル・ジョーダンやデニス・ロッドマン、シャキール・オニール、コービー・ブライアントといったスーパースター達を束ね、彼らの潜在能力を引き出し、チーム力を最大限に高めるために彼はマインドフルネスをトレーニングメニューに加えていきました。


Project ; WINは、この考え方をベースに各競技の特性に応じたメニューにカスタマイズしていきます。日立サンディーバ向けには、試合や練習の取り組み姿勢を見直す機会や選手個人としてのあり方、チームとして活動する意義を見出す機会を選手達に提供し、メンタルの調整方法を通じた個人のパフォーマンスやチームワークの向上を目的としました。手段としては、 マインドフルネスに関わる考え方やストーリーをお伝えし、瞑想法、ジャーナリング、シェアリングなどのワークを実践しました。



内容

【自分を知る】

テーマ:マインドフルネス 〜今、気づくこと、感謝〜
ワーク:呼吸瞑想、ボディスキャン

テーマ:自分への優しさ 〜受け入れる、誰でも失敗はする〜
ワーク:セルフコンパッション、ジャーナリング


【チームを知る】

テーマ:共通していること
ワーク:シェアリング、繋がり


【トピック】

  • ・友人Mの死から学んだこと 〜行動する、会う〜
  • ・生きる奇跡
  • ・破られなかった10秒フラット〜限界は誰が作るのか?〜
  • ・WBC2009 イチローの雑念
  • ・自分を責める自分を知る
  • ・スーパーウーマンはいない
  • ・選手という役割には縛られず
  • ・共通していること
  • ・幸せなチーム
  • ・なぜソフトボールができるのか?
  • ・監督も勝ちたい、選手も勝ちたい
  • ・勝ち方、松井秀喜の敬遠
  • ・幸せなチームの状態は?


アスリート向けマインドフルネスにご興味がある方は、ぜひお問い合わせくださいませ。

お問い合わせ先:info@mindfulness-project.jp

#マインドフルネス #アスリート向け #日立サンディーバ


医療従事者向けマインドフルネス

2020年1月19日(日)にマインドフルネスプロジェクト は、医療従事者向けにマインドフルネスのワークショップを開催しました。歯科医師、歯科衛生士、クリニック勤務、会社員等合計20名の方ににご参加いただきました。


歯科業界は高い離職率やクリニックのカルチャー育成、人材教育などに課題を抱えているところが多く見受けられます。健全なクリニック経営のためには、まずは経営サイド、現場サイドの各々が「本来の自分を取り戻し、生き生きと働く」ことが大切であるとの考えに立ち、マインドフルネスをお伝えいたしました。

(アンケート一部抜粋)
・自分と向き合える時間を取れてよかった
・豊かな人生の考え方を学べた
・患者さんに対して、スタッフに対して、自分の大切な人に対して活用していきたい
・職場でできるようなものにしたい
・人との接し方に活用したい
・大切な人にシェアしたい
・自分自身のマインドリセットやお客様との対話に活用したい

【Project;FullMoon】のご紹介

ハーフムーンなんて存在しない、あるのはフルムーンだけ。影の部分にはちゃんと月が存在していることを私たちは知っている。ただ我々の目には月が半分しかないように見えているだけ。我々人間も一人の人間として、光の当たる部分だけではなく影の部分もある。その両面を自らが認識し、自己を確立していく。



(ワーク)
・心のお天気
・呼吸瞑想
・観察瞑想
・自分とつながるジャーナリング
・ペアワーク
・シェアリング

(キーワード)心理的安全性、WIN、 気づくこと 、正念 、 マインドフルネス、 呼吸、セルフトーク、自分らしく生きる、VUCA、情報過多社会、神経可塑性、人生100年時代の生き方、働き方、刺激と反応、扁桃体ハイジャック、ポジティブ心理学、楽観と悲観、共感、思いやり


医療業界でマインドフルネスにご興味がある方は、ぜひお問い合わせくださいませ。

お問い合わせ先:info@mindfulness-project.jp


マインドフルネスプロジェクト は、2020年2月に銀座でSIYコアプログラムを開催します。認定講師の伊藤穣と飯塚えみからみなさまに向けたメッセージです。当日会場でお会いできることを楽しみにしております。



開催会場、日程、料金詳細について

日時 2020年2月1日(土)、2日(日) 9:30〜17:30(開場9:00)

場所 株式会社コンカー
   〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 8F(受付7F)
   銀座駅(東京メトロ 銀座線/日比谷線/丸ノ内線)A3出口 徒歩約2分
   東銀座駅(都営地下鉄 浅草線/東京メトロ 日比谷線)A1出口 徒歩約3分

料金 超 早 割 90,000円(税込99,000円) 受付中 2019/12/17まで

   早  割 110,000円(税込121,000円) 2019/12/18~2020/1/15

   通常価格 125,000円(税込137,500円) 2020/1/16~2020/1/31

   再受講※ 68,000円(税込74,800円)  2019/10/21~2019/12/17

※それ以降は一般と同じになりますので、ご注意ください。
※過去に開催されたSIY 2day受講者が対象となります。※全て1日目、2日目の昼食代も含みます。


SIY開催概要はこちらからどうぞ。
http://mindfulness-project.jp/siy/

マインドフルネスプロジェクト は、2019年11月13日付で、INNER EYE CONSULTING(代表 大川千秋)とパートナーシップ契約を締結しましたのでお知らせします。

今後、マインドフルネスプロジェクト とINNER EYE CONSULTINGは、マインドフルネス研修やリーダーシップ研修などの人材開発分野やウェルネス分野において協業し、日本企業の抱える諸問題、「経営力強化」「組織活性化」「生産性向上」「健康増進」にアプローチして参ります。

2020年1月には、共同プロジェクトShake UP(全6回)を経営者向けに開催予定です。詳細は別途お知らせいたします。

 


「この度は、パートナーシップという形で協業の機会を頂き、大変嬉しく思います。マインドフルネスという共通分野において、科学と心の力で世界を変えていきたいという想いを共にする仲間が増えていくことは心強いですし、上場企業にて管理職及びグループ会社にて経営陣としてご活躍されていたご経験にも信頼を寄せています。マインドフルネスプロジェクトの伊藤さんとともに、今後も皆様のお役に立つ情報や講座をともに提供していきたく存じます。」

INNER EYE CONSULTING 代表 大川千秋


「INNER EYE CONSULTINGがマインドフルネスプロジェクト のパートナーとなることは大変心強く嬉しいことです。INNER EYE CONSULTING代表の大川千秋氏は、楽天の人事部門で1000名以上の社員にマインドフルネスを伝え、組織改革のチームリーダーとして活躍していました。マインドフルネスプロジェクト は、彼女の楽天での経験と実績に信頼を寄せており、今後の企業向けのプロジェクトにおいて、様々なシナジーを生み出すことを期待しております。 」

マインドフルネスプロジェクト 代表 伊藤穣


INNER EYE CONSULTINGは、マインドフルネスを中心としたポジティブ心理学領域の各種事業を行っております。

(1)マインドフルネス研修プログラムの提供及びコンサルテーション

(2)ポジティブ心理学研修プログラムの提供及びコンサルテーション


(3)組織開発コンサルテーション


(4)経営者向け/人事・指導者向け/個人向けの各種講座提供

(5)ポジティブ心理学コーチングの提供


(6)執筆・出版



【本件に関するお問い合わせ先】 http://mindfulness-project.jp/contact/

マインドフルネスプロジェクト は、2019年11月11日付で、須藤商店(代表 須藤秀樹)とパートナーシップ契約を締結しましたのでお知らせします。

今後、マインドフルネスプロジェクト と須藤商店は、マインドフルネス研修やリーダーシップ研修などの人材開発分野やウェルネス分野において協業し、須藤商店は、主にマインドフルネス関連のワークショップや企業研修の企画運営、マーケティング活動を行います。


「私は「マインドフルネス」というキーワードが日本でも耳に入り出してくる前から「マインドフルネス的」なことを実践してました。山を100km以上走るトレイルランニングや空手では呼吸に集中し、自分自身の心の声に耳を傾ける。自分が思ったことをただただ書き続けるジャーナリング。マインドフルネスプロジェクト 代表である伊藤氏との会話を通じて、「今までやってきたことはマインドフルネスだった」と気づきました。マインドフルネスを知れば知るほど、生活にも仕事にも役立っていることにも気づきました。私自身、より深く学びたくなったマインドフルネスを伊藤氏と協業で日本中に広められたらと考えております。」

須藤商店代表 須藤秀樹 


「須藤商店と協力して日本にマインドフルネスを広げる活動ができることを大変喜ばしく思います。須藤商店は、2020年2月に開催のSIYのスポンサーでもあり、今までも良い関係を築いて参りましたが、代表の須藤秀樹氏のマインドフルネスに対する理解と情熱に共感し、今回のパートナーシップ契約に至りました。須藤商店がウェブ分野で培ってきたマーケティング力とマインドフルネス分野における新しいビジョンに信頼と期待を寄せております。今後、須藤商店とマインドフルネスのイベントや企業研修などの協業の機会が増えていくことを楽しみにしております。」

マインドフルネスプロジェクト
代表伊藤穣


須藤商店は、横浜を拠点に、Web関連の企画、ノウハウ提供を軸に、サイト制作、SEO対策(検索エンジン対策)、Web集客に関するコンサルティングサービスを提供しております。ウェルネス事業としてマインドフルネス関連のイベントや企業研修の企画運営をしております。


【本件に関するお問い合わせ先】 http://mindfulness-project.jp/contact/

組織活性化やチームの生産性向上のためのアプローチとして「心理的安全性」という言葉を聞くことが増えてきました。2012年にグーグル社内で実施された「生産性の高いチームの特性」を明らかにする「プロジェクト・アリストテレス」でも「心理的安全性」の重要性が確認されました。


安全とは?

広辞苑で「安全」の意味を調べてみると、「安らかで危険のないこと。平穏無事。物事が損傷したり、危害を受けたりするおそれのないこと。」と定義されています。

安全の定義は、歴史的・地政学的・宗教的・文化的な背景によって異なります。第二次世界大戦後、戦争をしていない日本においては安全が絶対的なものとして捉えられることが多いようです。地域紛争が絶えない地域では安全の捉え方は日本と大きく違うでしょう。放射線の脅威に晒された2011年以降、または最近の天災を通じて日本でもその考え方に変化が現れ始めているかもしれません。



「安全は常にあるもの」
「安全は自然に作られるもの」

と考えるのと、

「安全は脅かされるもの」
「安全はそもそも存在したいもの」

と考えるかでは安全の捉え方は大きく異なります。

科学技術における安全の定義は国語辞典の定義とは異なり、時代と共に変化します。現代の技術界では安全は、「許容できないリスクがないこと」と国際基本安全規格で定義されています。

心理的安全性とは?

ビジネスにおける心理的安全性は、上司や部下、メンバー同士がネガティブなプレッシャーを受けることなく、安心してコミュニケーションを取ることができて、自分らしく生き生きと仕事に打ち込める環境です。心理的安全性が高ければ、対立する意見も含めて本音を言い合える建設的な関係を築くことができます。心理的安全性は、お互いを認め合うことから始まり、会社が社員を信頼し、尊重することで、社員の会社に対する信用が高まります。社員が心理的安全性を感じるようになると、モチベーションが高まり働きがいを感じられるようになっていきます。

「ミスの報告をしたら叱られるかもしれない」
「問題点を指摘しても真剣に聞いてもらえない」
「成果を報告したらいいとこ取りされるかもしれない」


お互い信頼できない状態で、コミュニケーションをしていても良い結果が生まれないのは火を見るより明らかです。話したら責任転嫁される、話しても無駄、成果を横取りされる、そのように信頼感がない状態では、自分の仕事に対する責任感は欠如し、労働意欲やモラルも低下し、チームのパフォーマンスは下がってしまいます。

「ここでは何を話しても許される」
「失敗から学ぼうとする」
「相談事に対して真剣に耳を傾けてくれる」
「新しいことにチャレンジすることにリーダーやメンバーが協力的」
「意思決定では全員の意見が尊重される」


そのような環境であれば、メンバーはリスクをとって新しいことにチャレンジしたり、問題点や改善点を積極的に共有するようになって、活発なコミュニケーションが行われ組織が活性化するでしょう。心理的安全性が高いチームでは、メンバー一人一人が自分らしく生き生きと働くことができます。結果的に強みを生かし、弱みを補うことができ、チーム全体の組織力が発揮される状態を作って行くことができます。

なぜ今心理的安全性が注目されているのか?

心理的安全性が注目されている理由の一つは、情報化とグローバル化によってもたらされたVUCA と表現されるビジネス環境の変化が挙げられるでしょう。私たちは、変化が激しいマーケット、著しく早い技術進化、複雑化する顧客ニーズなどのビジネス環境に対応しなくてはなりません。このようなVUCAワールドで、スピーディに問題を解決したり、新しい価値を創出していくためには、今まで以上に組織力を発揮していく必要があります。そのためには、チームの集合知が鍵になります。

一人でできることには限界があります。様々な考えやアイデアを持ち寄り、個人の能力を最大限に発揮して、チームが協力して取り組めばメンバー間のシナジーが生まれ思いも寄らない成果が生まれる可能性が高まります。この集合知をいかに引き出し高めていくかは、ビジネスリーダーの大切な役割であり、VUCA時代のチーム作りの基盤になってきます。


当然ながら集合知は、個々人に内在する智恵や能力が中から外に表現されて、はじめてチームの中で機能します。集合知を引き出すためには、メンバーが自己表現ができる環境を作っていく必要があります。疑心暗鬼で足を掬われないように、心にマスクをして本音を隠し、鎧を着て警戒しながらコミュニケーションをしていては、自己開示をすることができません。心を開いてコミュニケーションを図るためには、「ここでは何を話しても大丈夫」「リスクを取れる」「不必要に責められることはない」という安心感が欠かせません。

心理的安全性が高いチームであれば、メンバーが自己開示できるようになりコミュニケーションが円滑になり、自己表現を通じてそれぞれの持ち味や能力を発揮することができるようになり、集合知を生かしたチーム作りができるようになります。

プロジェクト・アリストテレスとは?

プロジェクト・アリストテレスは、2012年にグーグル社内で実施された「生産性の高いチームの特性」を明らかにした調査です。調査対象は、エンジニアリング115チームとセールス65チームです。180チームを対象に、生産性の高いチームは生産性の低いチームと比べてどんな違いがあるかを分析し明らかにしました。


メンバーの性格テスト、男女比などのダイバーシティ、チームリーダーへのインタビュー、チーム内のルール、メンバーの知識や技術、エモーショナルインテリジェンスなどを調査しました。

プロジェクト・アリストテレスの結論として生産性の高いチームの特性は、以下の通りでした。

① 心理的安全性が高い
② 信頼性が高い
③ 構造が明瞭
④ 仕事に意味を見出している
⑤ 社会に対して影響をもたらすと考えている


この5つの要素で最も大事なことが、心理的安全性です。心理的安全性が高く安心してなんでも言い合えるチームでは、メンバー一人一人が自分らしく働くことができて、能力を発揮して集合知を活用し組織力を発揮したチーム作りができていることが分かりました。

心理的安全性があれば、メンバーを信頼できるようになって、計画が明確になり方向性が一致して、期待される通りの役割を果たすようになります。そのような関係の中で仕事に向き合うことができれば、モチベーションも高まり働きがいや仕事の意味を各々が見い出すようになり、生産性の高いチームができあがり、社会貢献につながるような価値を提供することが可能となります。

心理的安全性に対する誤解とは?

何を話しても大丈夫という心理的安全性は、自分勝手な振る舞いを許容しメンバーを甘やかすようなことではありません。

心理的安全性は、メンバー間のコミュニケーションを円滑にしチームに創造性をもたらす一方で、必要なときには厳しく接する余地を生み出します。信頼関係のある中でのコミュニケーションであれば、その厳しさは自分への期待であったり、チームとして必要とされることであると理解することができるようになり、気持ちを腐らせず前向きに取り組む成長機会として捉えるようになるでしょう。反対意見に対しても感情的にならずお互いを尊重し、真摯に耳を傾けることができるようになり建設的なコミュニケーションができるようになります。


また、心理的安全性に託けてサボったり手を抜いたりするメンバーが現れるのではないかと考える人もいるかもしれませんが、実際には逆です。心理的安全性が高い環境では、メンバーは自分らしく働くことができて仕事に対するモチベーションが高まり自律的に活動できるようになったり、お互いの弱みを補い合う関係を築くことができるようになります。

さらに、プライベートと仕事を分けて仕事をする日本の組織では、弱さを積極的に出すというカルチャーはあまりないかもしれませんが、心理的安全性のある組織では、プライベートと仕事を分けずありのままに弱みを曝け出します。弱みを晒したり弱みと向き合うためには勇気が必要です。その弱みを自らが克服しようとすることで個人の成長を促し、チームとしての成長が図られます。弱さに向き合う痛みと内省による気づきが、人としての成長を促します。弱さを認識しその根本となっている無意識的な固定観念を疑い、取り壊して次のアクションを起こすことで、新しい価値観を持つ人間になれます。それが人間的な成長であり、そういった支援を継続的に積極的に行っていくことができるのが心理的安全性です。

心理的安全性を築くために必要なことは?

心理的安全性を高めていくためには、弱みや失敗経験も含めて自己を開示していき、お互いを認め合うことが大切です。自己を開示してお互いに認め合うことができれば、信頼関係が醸成され新しいアイデアや考えを共有しようとして積極的に自己表現ができるようになっていきます。

メンバーだけでなくリーダー自らが自己開示をしてくことも大切です。リーダーは完璧でなくてはならないという呪縛を解き放つ必要があります。リーダーも人間であり失敗することもあることを知れば、親近感が湧きリーダーを助けるために何ができるかを考えるようになっていきます。そのためには、リーダー自らが鎧を脱ぎありのままの自分をしっかりと見つめ表現できるようになることが大切です。


自己開示や自己表現をするためには、自分のことを知る自己認識がベースとなります。自分にとって何が大切で、自分の弱みや強みは何であり、自分の資質や志向がどのようなものかを自分自身で理解していなければ、十分に自分のことを伝えるのは難しいでしょう。自分の心の中で何が起こり、どんな感情や気持ちを抱いているかに気づいたうえで、相手と会話をすることでより良いコミュニケーションを図ることができます。

トップダウンのヒエラルキー型のビジネス慣行に慣れてしまった日本のビジネスパースンには、自己認識ができていない人が多く見受けられます。心理的安全性は自己開示や自己表現など自分を通じて始まることを踏まえると、自己認識を深める必要があります。そのためには、マインドフルネスの実践やジャーナリングが有効なアプローチとなります。また、自己開示をして認め合うために、共感のワークや人生のターニングポイントを共有する気づきのシェアリングなども有効なアプローチとなります。

2019年10月11日(金)に経団連会館で開催された第34回日本証券アナリスト大会の様子をお伝えします。マインドフルネスプロジェクト 代表の伊藤穣は、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)として、15年以上事業会社の財務部門で投資家や銀行家とのコミュニケーションを中心に仕事をしていた経験があります。株主優先の資本主義を変える可能性があるESG投資を切り口に、マインドフルネスが現在の企業経営に貢献できることを考察していきます。

第34回日本証券アナリスト大会

第34回日本証券アナリスト大会のテーマは、「東京五輪後の日本-サステナブルな成長を目指して」でした。講演内容と講演者は、下記の通りです。


記念講演 1:「ハードルを越える」 
Deportare Partners 代表 為末 大(ためすえ だい)氏
           
記念講演 2:「航空会社の社会的責任」
日本航空 代表取締役会長 植木 義晴(うえき よしはる)氏
           
パネル・ディスカッション
「五輪後の新時代に求められるROESGによる価値創造」 

【司会】エーザイ専務執行役CFO柳 良平氏
【パネリスト】 MSCI INC. マネージング・ディレクター内 誠一郎氏
いちごアセットマネジメント 代表取締役社長スコット キャロン 氏
コニカミノルタ 代表執行役社長 兼 CEO山名 昌衛氏 

「株主第一主義」からの脱却

パネルディスカッションの冒頭に、司会の柳氏が米国のビジネスラウンドテーブルが2019年8月19日付で発表した「企業の目的に関する声明」に触れました。ビジネスラウンドテーブルは、米国の主要企業が名を連ねる財界ロビー団体で、1978年以降、コーポレート・ガバナンス(企業統治)原則を定期的に公表してきました。1997年以降、企業は第一に株主に仕えるために存在するという「株主第一主義」の原則を表明してきました。

今回の声明では、「全ての利害関係者が不可欠の存在である。私たちは会社、コミュニティー、国家の成功のために、その全員に価値をもたらすことを約束する」と明示しており、「株主第一主義」から脱却し、「全ての利害関係者」を重視し、自社の利益の最大化だけでなくパーパス(Purpose) の実現を目指すべきだという姿勢を表明しました。「全ての利害関係者」とは、顧客や従業員、サプライヤー、地域社会、株主を指し、企業のパーパス(Purpose) が対象毎に明示されました。2019年10月25日現在、アマゾンやアップル、JPモルガン、ジョンソン・エンド・ジョンソン、バンク・オブ・アメリカなどを含む183の企業CEOが署名しています。

企業のパーパス(Purpose)

● 顧客への価値提供:我々は消費者の期待に応え、さらにその期待を上回ることで道を切り開いていくというアメリカ企業の伝統を推進していく。

● 従業員への投資:従業員への投資は、従業員を平等に保障し、重要な恩恵を与えることから始まる。急速に変化する世界で生き残るために、新たな技術を習得する手助けとなる訓練や教育を行い、従業員を支援する。ダイバーシティとインクルージョン、尊厳と尊敬を育んでいく。

● サプライヤーを公平に、倫理的に扱う:規模の大小を問わず、他の企業と良いパートナーになるために尽力する。それはミッションを達成することにもつながる。

● 事業を行う地域社会を支援:ビジネス全体を通して持続可能な取り組みを行うことで、地域社会の人を尊重し、環境を保全する。

● 企業が投資し、成長し、改革を行うための資本を提供してくれる株主の長期的価値を創造:株主に対し、透明性の確保と効果的なエンゲージメント(対話)を行う責任を果たす。

ESG投資

ビジネスラウンドテーブルで、このような声明が発表されるというのは、資本主義の転換点に差し掛かっている様子が窺えます。現在、投資家が注目している指標として、ESG投資があります。ESGは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)を表し、長期投資家たちは、効率的な利益を優先したROEを重視する投資スタイルを見直し、徐々に環境、社会、企業統治に注目した投資先を探すようになってきています。「企業の目的に関する声明」は、その動きに呼応した内容となっていると言えるでしょう。


パネルディスカッションの中で、山名氏は、ESGは経営戦略であると繰り返されました。コニカミノルタ社では、月例の取締役会とは別に、月に1回取締役を集め、ESGへの理解を促すコミュニケーションの場を設けていると実例を挙げていました。同社では、CO2排出削減に取り組み、電力の調達を2050年までに100%再生可能エネルギーにすることを目標にしています。

また、山名氏は、ESG投資は、日本に以前からある利他の精神に基づいた経営であるとも主張されていました。自分たちの利益だけを優先するのでは、この先の企業経営は立ち行かないという視座を持って、企業経営をされていることがよく伝わってきました。複数のパネリストから、ESG投資においては、日本は先進国であり、日本らしいESG投資のあり方を模索しても良いのではないかという提案がありました。

ESG投資とマインドフルネス

マインドフルネスプロジェクト が注目したのは、ビジネスラウンドテーブルの声明内容の「従業員への投資」の部分です。従業員に適切な訓練や教育を実施することは、企業の持続可能な成長を支えるための投資です。従業員が自らの強みを生かし、生き生きと働くことができれば生産性は上がり、心理的安全性の下に上司と部下もしくはメンバー間のコミュニケーションが円滑になれば、組織が活性化します。

株主を優先したROE経営では、リソースを最小化しコスト削減をすることで生産性や効率性を高めようとしてきました。ESG投資やSDGsの流れは、企業にとって、人が利益や成長の源泉であることに立ち返る良い機会になるのではないでしょうか。その時、忘れてはならないのは、人はロボットではないという当たり前のことです。人には心があり感情があります。それらを無視して企業経営は成り立ちません。今、企業経営者に求められているのは、従業員の心や気持ちに寄り添った企業経営ではないでしょうか。

そのことを実現するために、心や体で起こっていること、周囲で起こっていることに気づく「マインドフルネス」や、自分の気持ちと相手の気持ちを理解しその情報を使って自らの行動を選択していく「エモーショナルインテリジェンス」は、有効なアプローチと考えられます。

マインドフルネスプロジェクト は、2020年2月1日〜2日にサーチ・インサイド・ユアセルフ(SIY)のコアプログラムを一般個人向けに東京で開催します。



講師は、SIY認定講師であるマインドフルネスプロジェクト 代表伊藤穣とパートナーであるMindfulness with Emi代表の飯塚えみの両名が担当します。SIYプログラムは米国SIYLI(Search Inside Yourself Leadership Institute)が認める組織と講師によってのみ教えられるプログラムです。

マインドフルネスプロジェクト代表 伊藤穣

「私自身、SIYを3年前に受講しました。SIYは、自分の人生を色々と考えるきっかけになったプログラムです。そのSIYを皆様にお届けできることを大変嬉しく思います。2日間というのは、人生の長さに比べれば大変短い期間ですが、一旦立ち止り現在の自分自身を見つめ直すとても良い機会になると思います。皆様とともに心の旅を楽しんでまいりたいと思います。会場でお会いできることを楽しみにしております。」




Mindfulness with Emi代表 飯塚えみ

「初めてSearch inside Yourselfの本を読んだ時、こんなにも誰にでもアクセスできるマインドフルネスの伝え方があるものか、と感銘を受けました。ビジネス向けのマインドフルネスプログラムだと言っても、成功法則や自己啓発ではなく、ヨガや宗教の話もなく、心のあり方や自分の知り方を伝えていく平和への本でした。 そして実際にこの2日間のプログラムを受け、心の壁が剥がれていくのを体験しました。このプログラムをシェアできることになって、とても嬉しいです。」



セミナーの詳細は近日中に発表します。

申込受付は、2020年10月21日金曜日より受付開始です。
超早割設定をしてありますので、ぜひご活用くださいませ。

SIY開催概要はこちらからどうぞ。
http://mindfulness-project.jp/siy/


http://mindfulness-project.jp

主催 マインドフルネスプロジェクト




https://www.emiiizuka.com

パートナー Mindfulness with Emi



サーチ・インサイド・ユアセルフ(SIY)とは

SIYは、「脳科学」で効果が確認されている「マインドフルネス」を活用し、心の知能指数と呼ばれる「エモーショナルインテリジェンス(EI)」を高めるためのグーグルで開発されたリーダーシッププログラムです。

SIYは、集中力、共感力、回復力などのマインドスキルを強化して、優れた職務遂行能力とチームのポテンシャルを最大限に引き出します。アメリカでは、グーグルを始め、マイクロソフト、Facebook、SAPなど名だたる企業が人材開発研修として幅広く導入しております。日本でもSansan株式会社が全社導入し、そのプログラムの質と内容について高い評価を得ております。

エモーショナルインテリジェンス(EI)とは

VUCA時代に卓越したリーダーシップを発揮して、変化が激しいビジネスシーンで潜在能力を引き出し高い生産性を実現するために、「EI」が注目されています。AI、機械学習、ロボット工学、ナノテクノロジー、生物工学などの技術革新による第4次産業革命を迎えるにあたり、ダボス会議では2020年に必要とされるビジネススキルtop10が発表されております。2015年には圏外にあった「EI」が6位にランクインしております。


脳の中の理性と感情のコミュニケーションから生まれる「EI」は、自分自身と他者の心の動きに気づき、理解し、その情報を使って自分の行動や人間関係を上手にマネジメントする力で、「自己認識」「自己管理」「モチベーション」「共感力」「社会的技能」の5つの要素で構成されます。

様々な調査結果から、「EI」がビジネスの成功要因と関係していることが分かっており、時間管理、コミュニケーション力、意思決定などビジネスで必要とされるスキルの土台となっています。「EI」は成功に欠かすことができず、あらゆる職種において、成果の58%は「EI」によって生み出されており、仕事で高い成果を上げている人の90%は「EI」が高く、仕事の成果が低い人のうち、「EI」が高いのは20%という調査結果があります。(引用:TALENTSMART

SIYとEIの関係

SIYは、「脳科学」で有効性が確認されている「マインドフルネス」の実践を通じ、「EI」の基盤となる「自己認識」を深め、自分の中にある価値観や考え方のくせ、心の奥底にあるニーズなどに自ら気づき、自分の現在時点を確認し、「自己管理能力」を高めることで、自ら望む将来に向かって自分自身をナビゲートするための最先端の人材開発プログラムです。



「EI」を高めることで、「共感力」を駆使してコミュニケーションを取ることができるようになり建設的な人間関係を構築することができるようになります。また、先行き不透明な将来を見通す「洞察力」や複雑な人間関係を解決するためのヒントとなる「思いやり」を培い、チームを安心安全の場に導く卓越したリーダーシップを発揮することができるようになります。

SIYの効果

SIYの参加者によるアンケート結果によると、SIY受講前と受講後で比較して、ストレス低減、回復力上昇、集中力向上、コミュニケーションスキルの向上などの点で効果が現れていることが分かります。

SIYを受講することによって、組織のなかにウェルビーング(健康と幸福感)がもたらされ、従業員のパフォーマンスが向上し、協調性が生まれ、リーダーシップを発揮することができるようになり、結果的に組織の生産性が高まり組織が活性化していくことになります。この調査は17カ国、1051名の参加者によるアンケート結果です。

ネガティブな考えを手放すことができるようになった人が19%増加し、仕事終わりに疲労感を覚える人が10%減少し、参加者のストレスレベルが低下しております。

集中力が高まり心の状態を最適化することができるようになった結果、最も重要なことを優先的に取り組むようになった人が18%増加し、自分の注意が逸れた時に現時点に自分の注意を戻すことができるようになった人が25%増加しております。

回復力が高まり日々のチャレンジに対して心の準備ができるようになった結果、困難な状況に直面した時、潜在的な機会に集中することができるようになった人が15%増加し、感情的に困難な状況に直面した後でも素早く心の状態を元に戻すことができるようになった人が23%増加しております。

困難な状況の時に心の穏やかさと平静さを保つことができるようになった結果、誰かと対立した時、相手の目的が何かを完全に理解するまで時間を取ることができるようになった人が21%増加し、反応する前に立ち止まることができるようになった人が21%増加しております。

マインドフルネスプロジェクト とSIY

SIYプログラムは米国SIYLI(Search Inside Yourself Leadership Institute)が認める組織と講師によってのみ教えられるプログラムです。Mindfulness Projectの代表伊藤穣は、SIYの講師として正式に認定されております。

マインドフルネスプロジェクトでは、SIYが単に理論の説明ではなく、参加者自らが様々な気づきを得られるよう、マインドフルネスを始め自らの心と体を使って実践する様々なワークが用意されており、そのプログラム構成に信頼を寄せております。

2日間に渡るプログラムは、3分の1がプレゼンテーション、3分の2は、テーマに応じたマインドフルネスやジャーナリングなどの実践とペアワーク、グループワークなどの対話が占めており、完全参加型のインタラクティブなプログラムとなっております。


マインドフルネスプロジェクト は、「人を生かす」経営をサポートするために、マインドフルネスを経営に活用することを提案します。マインドフルネスの実践により、自らが心と体に注意を払い健康的に生きる人や自らの価値に気付き生きがいを持って生きる人が増えいていくと考えております。また、マインドフルなリーダーを育成し、経営者と従業員が互いを理解、尊重する組織や従業員の内発的動機を高め経営ビジョンを軸に行動できる組織が増えていくことに貢献します。

SIYのプログラム内容は、このようなミッションを実現するための優れたソリューションであり、混沌とした日本企業の現状を打破するために有効なアプローチであると考えます。マインドフルネスプロジェクト では、SIYの運営母体であるSIYLIや各パートナーと連携し、実効性が高く最新のコンテンツや関連情報を提供して参ります。

プログラム内容 〜インタラクティブで体験を重視〜

・ プレゼンテーションが1/3、実践的な演習が2/3 

・ マインドフルネスとEIを支える脳神経科学の概要

・ 自らを発見するマインドフルネスやジャーナリングの実践

・ 洞察力を高めるペアワークやグループワークの対話

・ EIを深く掘り下げる:自己認識、自己管理、モチベーション、共感、コミュニケーション

・ 実践的な演習:注意力のコントロール、職場における集中力

・ 自己認識と共感力の育成、モチベーションの向上

・ 感情バランスと自己管理、リーダーシップの基礎を構築

・ 2日間のプログラムの後、学んだことを新しい習慣として定着させるためのサポート「28日間チャレンジ」のフォローアッププログラムで毎日練習できるリソースを提供