マインドフルネスプロジェクトは、2020年5月5日、5月6日に株式会社LOTUS主催のResetCampでランナー向けマインドフルネスをお伝えしました。2日間通じて約70名の方々にご参加いただき、「マインドフルラン」というコンセプトをお伝えしました。



プログラム内容 


(Day1)
マインドフルネスとは
マインドフルランとは
WIN呼吸
呼吸瞑想
ボディスキャン
ありがとうウォーク
価値発見のジャーナリング

(Day2)
刺激と反応の間
観察瞑想
ドラえもん瞑想
マインドフルランの応用
マインドフルライフ
これからの行き方を発見するジャーナリング

マインドフルランとは


コンセプトは、「マインドフルラン」です。マインドフルランでは、トレーニング中やレース中に、心や体、周囲の状態に気づき、オートパイロット状態から抜け出し、最適な選択ができるようになることを目指します。


5ヶ月間で3700キロのアメリカ横断をしたウルトラランナーのリッキーゲイツは、走っているときに自分に問いかけると述べています。

「全てのつま先を使えているか?」
「軸はまっすぐだろうか?」
「肩はリラックスしているか?」
「顎は食いしばっているか?」


また、数々の大会で優勝経験のあるティモシーオルソンは、マインドフルネスは、心を強化するトレーニングであり、走りがフローに入りやすくなると述べています。

マインドフルネスとは


マインドフルネスは、端的に表現すれば、「気づいている」ことです。「注意力」と「観察力」を駆使して、「気づいて」いきます。


「注意力」と「観察力」が高まってくると「刺激」と「反応」の間に空間を作ることができるようになり、最適な反応を選択できるようになっていきます。


例えば、多くのランナーがレース前に仕事や人間関係などレースと関係のないことを考えてしまい、落ち着かず集中できないままスタートを切る経験をしています。

また、レース中には残りの距離や制限時間を気にしたり、怪我や体力の不安が心の中をよぎったりします。そのような思考が心を支配すると肉体に影響を及ぼし本来のパフォーマンスを発揮することが難しくなってしまいます。

これらの心の中に現れる様々な思考や感情は、パフォーマンスに影響を及ぼす自分の中からの刺激となります。天候やコース状態などは自分の外からの刺激となります。

これらの様々な刺激に対し、冷静に懸命な判断を重ねていくことが、目標の走りに近づいていくアプローチとなります。

マインドフルランの応用例


日々のトレーニングでは、ジムを出て外を走ることやヘッドフォンやGPSのギアを外して走ることを提案します。

ジムで走るよりも様々な変化を経験することで、五感を使いながら走ることができます。レース中、トレーニング中に自分の状態に気づくためには体に備わっているこの五感センサーを働かせることが大切です。五感を磨くためにも外を走ることをお勧めします。


音楽を聴いて走るのは気分転換にもなり楽しいかもしれません。GPSなどのギアは心拍数や距離やスピードなどを数値化することで、ランニングを管理するのに便利かもしれません。

テクノロジーに頼りすぎてしまうと、本来の自分の体の声に気づきにくくなってしまい、姿勢や歩幅、腕の振りなど体感覚に気づきにくくなってしまします。体の声を聞くのはケガの予防にもなります。ペースを落とすか、チャレンジするか、リタイアするか。今後の競技人生を楽しむためにもレース中の懸命な判断はとても大切なことです。

また、結果にこだわりながら走るのではなく、心身の状態に気付きながら走っているこの瞬間に注意を向けて走ることで、集中力が高まり、結果的に良い成績につながります。マインドフルランでは、結果にこだわるのではなく、プロセスを楽しみながら走るスタイルへとシフトチェンジしていきます。

お勧めの書籍


参加者からご質問いただいたので、お勧めの書籍を3冊ご紹介いたします。ヴィクトール・フランクル著「夜と霧」、フィル・ジャクソン著「勝利の真髄」、ヨンゲイ・ミンゲール・リンポチェ著「今、ここを生きる」です。ヴィクトール・フランクルとフィル・ジャクソンは、ResetCampのコンテンツの中でお伝えしました。


ヴィクトール・フランクルは、第二次世界大戦中の強制収容所を生き残った心理学者です。フィル・ジャクソンは、NBAでシカゴ・ブルズとロサンゼルス・レイカーズを率いて通算11回の優勝経験のある名監督です。


ヨンゲイ・ミンゲール・リンポチェは、ResetCampではお伝えしませんでしたが、「地球上で最も幸せな男」との異名を持つチベット仏教の僧侶です。幼少期にパニック症候群を経験し、瞑想の力でそれを克服していきました。「今、ここを生きる」は、マインドフルネスの基本と科学的な側面を学ぶには最適の本かと思います。一流の科学者である生物学者のフランシスコ・バレーラ、神経科学者のリチャード・デイヴィッドソンらとの交流があり、瞑想と脳の関係を分かりやすく解説しています。

コーチとリトリートのご案内


マインドフルネスプロジェクトでは、個人向け、チーム向けのコーチングを請け負っております。お気軽にご相談くださいませ。また、リトリートを企画しておりますので、ぜひご参加くださいませ。ご希望者にはご案内をお送りしますので、ご連絡先をお教えくださいませ。こちらからお問い合わせくださいませ。



株式会社LOTUSについて


株式会社LOTUSは、「自然な状態」で「ヒールストライクを軽減出来る」シューズをコンセプトにランニングシューズ「アルトラ」シリーズを展開しております。



マインドフルネスプロジェクトは、2020年5月5日、6日に、株式会社 ロータスとオンラインセッション「ResetCamp」を開催します。代表の伊藤穣がプログラム監修し、須藤商店代表の須藤秀樹氏と共にコーチ役を務めます。

株式会社ロータスは、ランニングシューズ「ALTRA」シリーズを輸入販売しております。
須藤商店は、マインドフルネスプロジェクトのパートナーです。

日程


2020年5月5日(火)午前60分、午後90分
2020年5月6日(水)午後90分

詳細は、お申し込み後におしらせします。

概要


これからも楽しく走り続けるために、心と体と向き合いマインドフルネスを実践していただく2日間。マインドフルネスという言葉は知っているけどよく解らないという方大歓迎のイベントです。マインドフルネスは、今、この瞬間の心の状態や体の感覚に「気づいていること」です。

体を鍛えるように、心を鍛えることで、レース中の集中力を高めるたり、フォームをしっかり意識した密度の濃いトレーニングを行えるようになる事を目指します。そして、これからも楽しく自分らしく走り続けるためにもマインドフルネスで、しなやかで逞しい心を作りましょう。

特徴


● Google社も採用しているマインドフルネスを活用したマインドフルネスプロジェクト監修のオリジナルプログラムを「動画配信サービス」でコーチ陣と繋いで体験可能
● マインドフルネスとは?0から学べる
● ランニングと心を繋ぎ、新たな走りを学べるきっかけに
● 2名の強力コーチ陣がサポート

コーチ


マインドフルネスプロジェクト代表の伊藤穣と須藤商店代表の須藤秀樹が務めます。

お申し込み


詳細及びお申し込みは、以下からご確認ください。
https://altrafootwear.jp/knowledge/altragoldencamp20.html

日立サンディーバ

2020年1月9日(木)にマインドフルネスプロジェクト は、日立サンディーバ向けにマインドフルネス研修「Project ; WIN」を開催しました。日立サンディーバは、日立製作所の女子ソフトボールチームです。現在の監督は2008年北京五輪で日本代表を金メダルに導いた齋藤春香監督です。現役選手の中にもオリンピック候補選手が何名か含まれ、オリンピックでの活躍が期待されています。

齋藤春香監督


ソフトボールは、守備、打撃、走塁と試合中にオンとオフの時間が度々切り替わり、選手たちの試合中のメンタルコントロールが勝敗に大きく影響します。トップアスリートの彼女たちにも心と体があり、グラウンドの内外での出来事をどのように受け止めていくかという視点でマインドフルネスをお伝えしました。

日立サンディーバの選手たち


スポーツにおいてゲーム中のメンタルがパフォーマンスに影響を与えること、フィジカルを鍛えるようにメンタルを鍛えることの大切さが指導者の間でも段々と認識され始めています。トップアスリートであればむしろ勝敗を分けるものがこのメンタルであるという指導者やアスリートは多く、様々な研究においてもその必要性が確認されています。チームを強化する施策としてマインドフルネスを導入し、メンタルの重要性を理解した監督、コーチ陣を擁する日立サンディーバは最先端のチーム作りを目指していると言えるでしょう。

アスリート向けマインドフルネス

マインドフルネスをスポーツに導入した先駆け的存在として、NBAで指揮を執ったフィルジャクソン監督がいます。フィルジャクソンは、NBAでシカゴブルズとLAレイカーズを率いて合計11回NBAでチームを優勝に導いている名将です。


彼は著書イレブンリングスの中で、「勝利にこだわるのは敗者のゲームである」と述べています。「勝利の真髄は、勝つために考え得る最高の状態を作り上げ、結果はあるがままに任せる」とも述べています。この最高の状態を作っていくために彼はマインドフルネスをチームに導入しました。


Project ; WIN

目的と手段

WINは、What’s Important Now?の頭文字を並べた略語です。「WIN=今大切なことは何か?」このことを考えられるプレイヤーが多ければ多いほどチームが勝てる確率は高まっていくとフィルジャクソンは考えてチーム作りをしていました。マイケル・ジョーダンやデニス・ロッドマン、シャキール・オニール、コービー・ブライアントといったスーパースター達を束ね、彼らの潜在能力を引き出し、チーム力を最大限に高めるために彼はマインドフルネスをトレーニングメニューに加えていきました。


Project ; WINは、この考え方をベースに各競技の特性に応じたメニューにカスタマイズしていきます。日立サンディーバ向けには、試合や練習の取り組み姿勢を見直す機会や選手個人としてのあり方、チームとして活動する意義を見出す機会を選手達に提供し、メンタルの調整方法を通じた個人のパフォーマンスやチームワークの向上を目的としました。手段としては、 マインドフルネスに関わる考え方やストーリーをお伝えし、瞑想法、ジャーナリング、シェアリングなどのワークを実践しました。



内容

【自分を知る】

テーマ:マインドフルネス 〜今、気づくこと、感謝〜
ワーク:呼吸瞑想、ボディスキャン

テーマ:自分への優しさ 〜受け入れる、誰でも失敗はする〜
ワーク:セルフコンパッション、ジャーナリング


【チームを知る】

テーマ:共通していること
ワーク:シェアリング、繋がり


【トピック】

  • ・友人Mの死から学んだこと 〜行動する、会う〜
  • ・生きる奇跡
  • ・破られなかった10秒フラット〜限界は誰が作るのか?〜
  • ・WBC2009 イチローの雑念
  • ・自分を責める自分を知る
  • ・スーパーウーマンはいない
  • ・選手という役割には縛られず
  • ・共通していること
  • ・幸せなチーム
  • ・なぜソフトボールができるのか?
  • ・監督も勝ちたい、選手も勝ちたい
  • ・勝ち方、松井秀喜の敬遠
  • ・幸せなチームの状態は?


アスリート向けマインドフルネスにご興味がある方は、ぜひお問い合わせくださいませ。

お問い合わせ先:info@mindfulness-project.jp

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